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EVENT2022.04.04

【レポート】若手研究者交流会を終えて 前編~学生実行委員からのメッセージ・交流会全体を通じて~

令和4年2月22日(火)に学内者のみで開催された若手研究者交流会。
午後(第2部)で企画立案から活躍いただいた学生実行委員の皆さんにアンケート形式にてお話を伺いました。
2回連続してお知らせいたします。

Q1.異分野交流という観点から見て、実際の交流会の内容はどうでしたか?

とてもよかった。
参加者それぞれが持つバックグラウンドでは、パッと見で内容の予想が付くポスターはほぼなかったと思うが、
発表者の皆様が本会の主旨をしっかり理解してくれていたので、きちんと異分野研究者に分かるような説明をしてくれていた。
これから先の人生では、自分の研究を専門外の人向けに発表する機会の方が多いでしょうから、
本交流会は発表者にとって貴重かつ有意義な時間になったと思う。(N.Kさん)

交流という意味では非常に意義のあるものになったと思う。想定していたよりも学生たちが前のめりに参加してくれた。
同年代の学生がどんな研究をしているのか、どんな考えで研究活動しているのか等を知る意味で、
とても良い異分野交流だった。(M.Sさん)

発表者や参加者も、みんな専攻分野が違うのに、お互いに興味津々と話し合えた点ではすごくよかったと感じる。(B.Yさん)

※発表者の説明の様子


Q2.交流会全体を通じて良かった点は?

聴講者を含めた参加者の皆様が、積極的に交流しようとしていた点。
今回、実行委員からはほぼ指示を与えず、ポスターセッションはフリータイムだった。
何も指定していないので、会が盛り上がらず停滞する懸念もあったが、参加者の積極的な交流により全く問題はなかった。
参加者皆様の高い意識が、会の成功に繋がった。(N.Kさん)

学生主体で行うことができたのはよかった点のように感じた。最初こそ皆緊張していたが、時間が経つにつれて
緊張がほぐれたのかスムーズに交流が出来ていたと思う。
また、ラマン顕微鏡のレクチャーもよかった。それを受けて使ってみたいと言っていた学生が数名おり、学生にとっていい刺激になったと思う。(M.Sさん)

学生のみで気軽に話し合いができたことは良かったと思う。また、他の研究室や、他の学生たちが何の研究をしているかわかりすごくよかったと思う。
また、学生同士でみんな仲良く深く交流ができて良かったと思う。(B.Yさん)

※ポスターセッションの様子


Q3.気づいた点、更なる改善点は?

良い悩みなのですが、参加者がしっかり交流してくれていると、意外と実行委員は手が空いた。
今回の形式だと、ファシリテーションの必要もないので、会当日手持無沙汰になるのを避けたい場合、
実行委員も発表者として参加してもいいかもしれない。(N.Kさん)

改善点としては、交流で止まってしまったこと。やはり、研究に繋げられると非常にいい会になると感じた。
来年度以降は本格的に研究計画の立案までを行ってもいいかもしれない。(M.Sさん)

私たちが思っているよりはるかに盛り上がった。発表者・参加者とも、もっと増やしてもよいと思った。
工学部と農学部の学生が参加していたが、発表内容について、少し専門分野の偏りを感じた。
また、当日の交流だけで終わってしまうのは少し残念で、その後の交流や本気で共同研究などに繋げる機会やモチベーションがあればなおよいと思った。
また、OPERAに関わらず農工大はせっかく様々な素晴らしい内容の
農学・工学研究をしているのにお互いの研究を知らないのがとても残念。
外部の方はともかく、農工大生が農工大はどんな研究できるかと聞かれると、自分の研究室以外に何も分からないことも悔しく感じた。
(今後は)例えば、ラマンの課題にかかわっている研究室をメインにし、
大学全体の研究室紹介か研究内容の紹介へと広がりを持たせることも重要だと思う。(B.Yさん)

※進行する実行委員と参加者の皆さんの様子

後編(次週公開)に続きます。

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